機構シミュレータ

機械科の講義「機構学」を学ぶ学生に向けて、開発を始めた機構シミュレータ。

ArkOakで私が開発したソフトウェア第一号です。独学でJavaを学び、開発しました。

動画のように、マウスで直感的な4節リンク機構のシミュレーションが可能となっています。

シミュレーション中もリンクの長さを変更することができて、ダイナミックに

「てこクランク機構」(原動節が回転運動、従動節が揺動運動をする機構)

「両てこ機構」(原動節と従動節がいずれも揺動運動をする機構)

「両クランク機構」(原動節と従動節がいずれも回転運動をする機構)

の遷移を観察することができます。

 

その他にもスライダクランク機構や、

mecha2

スコッチヨークの機構、

mecha3

楕円コンパスや、自身で画像ファイルを読み込む形式のカム機構など、

mecha4

様々な種類の基本的な機構を、タブを切り替えることで簡単にシミュレートすることが可能です。

機構のビジュアルを操作するパネルの作成にも挑戦しました。

mecha5

このソフトウェアは実際に機構学の講義で使用して頂き、

一部の学生から「講義が楽しくなった」「わかりやすい」といった声を頂戴することができました。

今回は勝手に開発した処女作であり、自身の効果的なスキルアップにもなったため、無償での提供を行いました。

今後は、色々な先生のもとへ足を運び、ソフト開発の受注、見積もりや納品・請求といった

ベンチャーらしい活動に広げていきたいです。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)