1.1 いきなりソフトウェア開発?
Javaは、ライブラリの豊富さ(便利な道具がいっぱい)とマルチプラットフォーム(どんなPC上でも同じように動く)という性質から、ソフトウェア開発にはもってこいのプログラミング言語です。そんなJavaを1から学びたいのに、文法の学習を飛ばしていきなりソフトウェア開発を勧めるのは何故でしょうか?
私の周りには、Javaの構文やオブジェクト指向がうまく理解できず、早い段階で挫折してしまい、ソフトウェアができる楽しさを味わう前に脱落していく人が何人もいました。せっかく初めはやる気満々だったのに、とても勿体ないです。
私は、一度でもソフトウェアができる楽しさを知っていれば、難しい構文を学ぶのも苦にならなかったのでは、と感じています。すなわち、いきなりしっかりとした学習から始めるよりも、まずは学習に対するモチベーションを向上させるべきであり、それが結局のところ1番の近道だと思うのです。
そこで本サイトは、小難しい話はすっ飛ばして、まずはJavaでソフトウェア開発を行う近道を紹介し、ソフトウェア開発を実際に体験してもらう内容となっております。
最後までお付き合い頂けたら幸いです。
(2013年9月6日 加納徹)